フォント展開アニメーション効果
公開日
2025年1月30日
更新日
2025年1月30日
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CSS3
概要
ウェブデザインにおいて、動的なフォントエフェクトはユーザー体験を大幅に向上させ、テキストをより魅力的にします。本記事では、フォント展開アニメーションを実装します。マウスホバー時にフォントの太さ(weight)、幅(width)、文字間隔(letter-spacing)が変化し、滑らかなアニメーション効果を生み出します。
成果物
コード解説
1. 可変フォント(Variable Font)の選択
この例では、Google FontsのSmooch Sansフォントを使用しており、フォントの太さ(wght)と幅(wdth)の変化をサポートしています。
font-variation-settings:
'wght' var(--wght),
'wdth' var(--wdth);
このカスタムプロパティを利用すると、フォントの太さや幅を動的に調整し、滑らかなアニメーション効果を実現できます。
2. CSS変数を使ったアニメーション設定
.animated-text {
--wght: 100;
--wdth: 100;
--letter-spacing: 0;
}
.animated-text:hover {
--wght: 600;
--wdth: 300;
--letter-spacing: 0.6rem;
}
ここでは CSS変数 を使用してフォントの変化を制御しています。マウスホバー時にフォントの太さが増し、幅が広がり、文字間隔も拡大します。
3. トランジション効果(Transition)
.animated-text .letter {
transition:
font-variation-settings 1s ease-in-out,
letter-spacing 2s ease-in-out;
}
font-variation-settings 1s ease-in-out:フォントの太さや幅を1秒間で滑らかに変化。letter-spacing 2s ease-in-out:文字間隔の変化を2秒間かけて適用し、より滑らかなエフェクトを実現。
まとめ
このコードは、CSS変数と可変フォントの特性を活用し、ホバー時にテキストを動的に変化させるエレガントなフォントアニメーションを実現します。異なるフォントを試したり、アニメーションのパラメータを調整することで、さらに個性的なデザインが可能になります。
このブログ記事がお役に立てれば幸いです。🚀